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クチナガハリバエ


ハエ目 ヤドリバエ科 

体長 9~12mm 

幼虫は、マメコガネ、ヒメコガネ、スジコガネ、ヒメサクラコガネなどのコガネムシ類の幼虫に寄生します。

メスは卵を体の中で十分に発育させてから産み落とし、地面に産み落とされた卵はすぐにかえり出てきた幼虫は地中に潜ってコガネムシ類の幼虫の体内に入って寄生します。

成虫は5月~10月に見られ、長い口吻(こうふん)を持っているので他のヤドリバエの仲間と見分けることができます。

日本の北海道~沖縄と、東アジアの大部分(日本のトカラ列島悪石島以北、中国の秦嶺山脈以北、朝鮮半島 、台湾 )、北アジアおよび中央アジア、中東(アラビア半島南部およびイラン南部は除く)、ヨーロッパを含むヒマラヤ山脈以北のユーラシア大陸および北アフリカ(サハラ砂漠以北)に分布します。

(写真)2021.6.29 明石市明石公園

(写真)2021.6.29 明石市明石公園


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