リュウノウギク
キク目 キク科 日当たりのよい林縁や斜面の草地に生える多年草で、高さは40~80cmになります。 花は、10月~11月に咲きます。 日本の固有種で、本州(福島県・新潟県以西)、四国、九州(宮崎県)に分布します。 茎や葉の香りが、中国から伝わった龍脳(スマトラやボルネオ原産のリュウノウジュという樹木の材から採れる香料で、クスノキからとれる樟脳に近い香りがする。)という香料に似ていることから名づけられました。 陰干しした植物を刻んで布の袋に入れて入浴用に使うと、冷え性、腰痛、リュウマチ、神経痛などに効くといわれています。 (写真)2020.11.4 小野市福甸町(ため池の土手)