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セイヨウミヤコグサ


マメ目 マメ科 

ヨーロッパ原産の多年草で、茎は地表をはうか斜めに立ち上がり高さは15~30cmになります。 日本へは牧草として持ち込まれ、1970年代の初めに北海道や長野県で野生化しているのが確認されました。 現在は、北海道~九州の道端、道路法面、河川敷、海岸などに帰化しています。 花は、4月~8月に咲きます。 植物体全体に毛があるものが多いようですが、無毛のものもあります。 ミヤコグサは花柄の先に1~3個の花をつけ、セイヨウミヤコグサは3~7個の花をつけます。 また、ミヤコグサは花のガク裂片がガク筒よりやや長いのに対し、セイヨウミヤコグサはガク裂片がやや短いことで見分けることができます。 ミヤコグサは染色体が2倍体であるのに対し、セイヨウミヤコグサは4倍体という違いがあります。 インターネットにミヤコグサとの見分け方として、ガクに毛が生えているのはセイヨウミヤコグサ、毛の生えていないのはミヤコグサと書かれていることがありますが、ミヤコグサ、セイヨウミヤコグサともに、ガクに毛の有るものと無いものがあり、見分ける決め手にはなりません。 (写真)2017.5.6 加古川市尾上町

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