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ハマボウフウ


セリ目 セリ科 

海岸の砂地に生える多年草で、高さは5~30cmになり地面に張り付くように生えます。 日本の北海道~沖縄と、朝鮮半島、中国、台湾、ロシア(サハリン、ウスリー、アムール)に分布します。 花は、5月~7月に咲きます。 砂の中に深く、ゴボウのような長い根を伸ばします。 加古川では、河口の砂浜で見られます。 新芽が刺身のつまなどとして食用になるほか、根が生薬として利用されます。 生育できる自然の砂浜が減少し、食用や薬用として採取されることから自生地が少なくなっており、全国の12府県でレッドデータブックの対象になっています。 ボウフウ(防風)は中国原産のセリ科の植物で、根が生薬として利用され、これに似て浜に生えることから名づけられました。 (写真)花 2012.6.2 高砂市高砂町向島町(加古川河口)

(写真)果実 2017.6.14 加古川市尾上町養田(加古川河口)

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