コツブキンエノコロ
イネ目 イネ科
畑地、田のあぜ、道端など日当たりのよい草地に生える一年草で、高さは30~80cmになります。 日本の北海道~沖縄と、中国、台湾、東南アジア、インド、アフリカに分布します。 花は、8月~10月に咲きます。 キンエノコロとよく似ていますが、小穂の長さがキンエノコロが2.9~3.4mmであるのに対し、コツブキンエノコロは2.7~2.8mmと短く、これが名前のもとにもなっています。 花穂がキンエノコロでは茎の付け根付近と先端付近で太さがほぼ同じか先の方がやや太い感じですが、コツブキンエノコロは茎の付け根付近が太くて先の方が細くなっている傾向があります。 小穂の基部に生える剛毛(総苞毛)の色は、キンエノコロでは黄金色ですが、コツブキンエノコロは赤褐色~黄金色と赤みがかったものが多いようです。 (写真)2019.10.15 三木市福井(三木山森林公園)
(写真)花穂 2019.10.15 三木市福井