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イモカタバミ


カタバミ目 カタバミ科 

南アメリカの比較的標高の高い地域原産の多年草で、畑地、庭、公園、河川敷などに見られ、高さは10~30cmになります。 日本へは第二次世界大戦後に観賞用として導入され、全国各地に帰化しています。 花はほぼ1年中咲きますが、夏の蒸し暑さに弱く、夏の間は休眠します。 花が咲いても日本では結実せず、地下にできる球状の塊茎が増えることにより栄養繁殖します。 同じ南アメリカ原産のムラサキカタバミとよく似ていますが、ムラサキカタバミの方が花のピンク色が薄く、花の中心部が黄色を帯び、葯が白色であることに対し、イモカタバミは花が濃いピンク色で、花の中心部は濃紅紫色、葯が黄色であることで見分けることができます。 (写真)2017.5.10 三木市別所町(加古川支流の美嚢川の土手)

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