オオセンチコガネ
甲虫目 センチコガネ科
体長 12.4~22mm
森林内の鹿のフンや放牧場の牛フンなど動物のフンに集まりますが、林内や林縁を歩いているのもよく見かけます。 メスは動物のフンを地中に埋め込んで産卵し、幼虫はフンを食べて育ちます。 成虫は、4月~11月に見られます。 日本の北海道~九州と、朝鮮半島、中国に分布します。 センチコガネによく似ていますが、体の輝きがより強く、センチコガネが頭部の前縁が丸くて頭楯が短いのに対し、オオセンチコガネは頭部の頭楯が台形をしていることで見分けることができます。 体の色は地域によって金赤色、赤銅色、金緑色、藍色など変化に富んでおり、加古川流域では赤紫色のものが見られます。 (写真)2018.5.27 多可町八千代区