エビスグサ
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マメ目 マメ科
熱帯アメリカ原産の一年草で、道端、牧草地、樹園地に生え、高さは0.5~2mになります。 日本には江戸時代に中国から薬用として渡来し、本州~沖縄に帰化しています。 花は、6月~9月に咲きます。 種子は「決明子(けつめいし)」と呼ばれて生薬として利用され、便秘や高脂血症・高血圧などの生活習慣病に効果があるということで「ハブ茶」と呼ばれて飲用されています。 ハブ茶というのは本来は同じ仲間のハブソウの種子を炒ってお茶にしたものを指していましたが、収量が少ないためエビスグサの種子を代用として使い、それがそのまま残ったものです。 決明子とは「目を決する種子」という意味で、お茶として飲むと「便秘のときに同時に起こる眼がかすむのを和らげる」ことからこう呼ばれています。 エビスグサ(夷草)という名は、異国からやってきた草ということで名づけられたといわれています。 (写真)2016.9.24 加西市玉野町