オモダカ
オモダカ目 オモダカ科
ため池、水路、水田などに生える多年草で、高さは20~100cmになります。 日本の北海道~沖縄と、アジアの温帯域~熱帯域に広く分布します。 花は、7月~10月に咲きます。 地中に伸ばした地下茎の先に塊茎をつけ、種子だけでなく塊茎でも繁殖します。 おせち料理などに使われるクワイはオモダカの栽培変種で、塊茎を食用にします。 名前の由来は、人の顔に似た葉を高く伸ばしている様子から「面高(おもだか)」とされたという説、中国語で湿地を意味する「涵澤(オムダク)」に由来するという説があります。 (写真)2019.8.17 稲美町加古