タンナサワフタギ
ツツジ目 ハイノキ科
落葉の小高木で高さ3~5mになり、山地の落葉樹林内や林縁に生えます。 日本の本州(関東地方以西)、四国、九州と、済州島に分布します。 花は6月に咲き、多くの昆虫が花にやってきます。 名前のタンナ(耽羅)は、済州島の古い名前です。 サワフタギ、クロミノニシゴリとよく似ていますが、これらは葉の縁の鋸歯が細かいのに対し、タンナサワフタギは粗い鋸歯があります。 また、サワフタギは葉の両面に毛があり、タンナサワフタギは葉の裏の脈上に白毛があり、クロミノニシゴリは葉の裏の脈腋にわずかに毛がある程度であることが見分けのポイントになります。 (写真)2019.5.22 三木市福井