ヒメウズ
キンポウゲ目 キンポウゲ科
人里の草地、畑地、石垣などのやや湿ったところに生える多年草で、高さは10~30cmになります。 日本の本州(関東地方以西)~九州と、朝鮮半島、中国に分布します。 花は3月~5月に咲き、薄紫色の花弁のように見えるのはガク片で、その内側に黄色味を帯びた花弁があります。 プロトアネモニンというアルカロイド物質を含む有毒植物です。 ウズ(烏頭)とはトリカブトのことで、小さなトリカブトという意味で姫烏頭(ヒメウズ)と名づけられました。 (写真)2018.3.31 小野市住永町