コバノガマズミ
マツムシソウ目 レンプクソウ科
落葉の低木で、山地の樹林内や林縁に生えます。 日本固有種で、本州(福島県以西)~九州に分布します。 花は4月~5月に咲き、花粉は昆虫が運びます。 果実は、9月~11月に赤く熟します。 熟した果実は食べることができますが、近縁のガマズミほどおいしくないとのことです。 コバノガマズミは葉柄が2~6mmと短く葉の基部に托葉があるのに対し、ガマズミとミヤマガマズミは葉柄が1~2cmと長く托葉がないことで見分けることができます。 葉柄には短毛と星状毛が密生し、長い絹毛が混じります。 (写真)花 2019.4.28 加西市笹倉町
(写真)果実 2018.10.17 三木市福井