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ツメクサ


ナデシコ目 ナデシコ科 

道端、畑地、庭、市街地の舗装のすき間などに生える一年草で、高さは2~20cmと大きな個体差があります。 日本の北海道~沖縄と、朝鮮半島、中国、台湾、インド、ヒマラヤ、ロシア(極東地方)、北アメリカに分布します。 花は3月~7月に咲き、花弁は5枚です。 種子の表面全体に先がとがった細かい突起があるのが特徴で、よく似たハマツメクサの種子は表面が平滑または目立たない粒状の突起があリ、これが最もはっきりした違いといわれています。

染色体数は、ハマツメクサと違って2n=46,64です。 名前の由来については、葉の形が鳥の爪のようであるからという説と、葉の形が切られた爪のようであるからという説があります。 江戸時代の「本草綱目啓蒙」という書物には、「タカノツメ」という名前で出ています。 (写真)2016.5.8 丹波市山南町

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