コバノミツバツツジ
ツツジ目 ツツジ科 高さ1.5~4mになる落葉の低木で、日当たりのよいアカマツ林などの二次林で多く見られます。 日本の固有種で、本州(静岡県西部・長野県以西)、四国、九州に分布します。 加古川流域で見られるミツバツツジの仲間は、コバノミツバツツジ、ユキグニミツバツツジ、ダイセンミツバツツジの3種類ですが、笠形山、粟鹿山、六甲山系を除けばコバノミツバツツジだけが自生しています。 花は、3月下旬~4月の葉の展開前または葉の展開と同時に咲きます。 花弁上部の内側(花冠の上側裂片)に深紅色の斑点が多くあるものから、ほとんど見えないものまで変異があります。
(写真)2019.4.3 加古川市加古川町
(写真)斑点多い 2019.4.3 加古川市加古川町 (写真)斑点なし 2019.4.3 加古川市加古川町