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ヤナギタデ(マタデ、ホンタデ)


ナデシコ目 タデ科 

河川敷、ため池畔、用水路、休耕田などの水辺に生える一年草で、高さは30~60cmになります。 日本の北海道~沖縄と、北半球の亜寒帯~亜熱帯に広く分布します。 花は、7月~10月に咲きます。 ボントクタデとよく似ていますが、ヤナギタデは葉をかむと大変辛く、ボントクタデは茎に上向きの毛が生えており、葉の中央に黒っぽい斑紋があって葉をかんでも辛くないことで見分けることができます。 大変辛いということで「蓼食う虫も好き好き」ということわざが作られており、この蓼はヤナギタデのことです。 葉がヤナギの葉に似ていることから、名づけられました。 晩秋には葉が赤く紅葉し、蓼紅葉(たでもみじ)と呼ばれます。 発芽したての双葉を刺身のツマとして利用したり、すりつぶして蓼酢にしてアユの塩焼きに使ったりします。 刺身のツマには、ヤナギタデの変種のベニタデが使われています。 (写真)2016.10.9 丹波市青垣町

(写真)蓼紅葉 2014.11.2 多可町加美区

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