ハナニラ
キジカクシ目 ヒガンバナ科
南アメリカのアルゼンチン、ウルグアイ、チリ原産の多年草で、花茎の高さは10~20cmになり、人里周辺の草地や空き地で見られます。 明治時代に園芸植物として導入されたものが、各地の人家周辺で野生化しています。 花は3月~4月に咲き、花と葉は春の間だけ地上にあり、夏までに姿を消してしまいます。 葉や球根を傷つけると、ニラのような匂いがします。 「ベツレヘムの星」という名でも呼ばれ、これはクリスマスツリーの先端に飾られる星をこう呼ぶことから、花の形が似ているので名づけられたものです。 イエスキリストがベツレヘムで誕生した直後に東の国で西の空に誰も見たことがない星が見え、東方の三博士がその星に向かって旅をし、その星が止まった真下で聖母マリアに抱かれたイエスキリストを見つけたということが、新約聖書の「マタイによる福音書」に書かれており、この星を「ベツレヘムの星」または「クリスマスの星」といいます。
生態系被害防止外来種リスト:その他の総合対策外来種 (写真)2019.3.27 小野市黍田町