イガタツナミソウ(イガタツナミ)
シソ目 シソ科
やや湿った林縁や湿地、用水路脇などに生える多年草で、高さは20~40cmになります。 日本の固有種で、北海道、本州(福島県以南)、四国に分布します。 花は、タツナミソウの仲間では遅くて5月~6月に咲きます。 節の間は葉よりも長くて間延びした感じがし、茎には開出した白毛(茎から真直ぐに生える毛)が多いのが特徴です。
葉の裏に腺点がないことで、タツナミソウと見分けることができます。 兵庫県内の自生地は播磨地域と神戸・阪神地域に限られており、あまり多くありません。 兵庫県レッドデータブック:Cランク (写真)2017.5.27 加西市網引町