シャガ

キジカクシ目　アヤメ科

森林周辺の湿ったところに群生する常緑の多年草で、高さは50～60㎝になります。 古い時代に中国から渡来したといわれ、日本では本州、四国、九州で見られ、人里近くに生えています。 花は4月～5月に咲きますが、３倍体のため種子はできません。 中国には２倍体のものがあり、日本には３倍体のものだけが渡来したと考えられています。 花は朝開いて、夕方にしぼんでしまう一日花です。 葉には表と裏があるように見えていますが、実は両方とも裏で、表は葉の中に巻き込まれてしまっています。 （写真）2018.5.11　多可町八千代区