コヒルガオ
ナス目 ヒルガオ科
つる性の多年草で、日当たりのよい野原や道端に生えます。 日本の本州、四国、九州と朝鮮半島、中国、台湾、東南アジア、モンゴル、ロシア、インド、北アフリカに分布します。 花は6月~8月に咲き、花柄の上部に縮れた幅の狭い翼があるのが特徴です。 自家不和合性のため同じ系統の花粉では種はできず、主として地下茎で増えます。 しかし、他の場所から系統の異なるコヒルガオがはいってきたときには種ができるようです。 他の植物やフェンスなどに巻きついて生育し、ツルは右巻きです。 ヒルガオとよく似ていますが、葉の基部が耳のように張り出すのがコヒルガオの特徴で、見分けることができます。 (写真)2016.6.11 加西市網引町