クロオオアリ(アリ科)
体長 7~12mm
畑や道端などの開けた場所に巣をつくる大型のアリです。 一つの巣に女王アリは一匹で、数百~1000の働きアリがいます。 7~9mmの小型の働きアリと、10~12mmの頭の大きな大型の働きアリがいます。 働きアリは草木の上や地表で出会ったガの幼虫などの小昆虫を、大顎や蟻酸を含む毒液で殺して巣に持ち帰るほか、巣の周囲の行動圏内に落ちている昆虫の死骸なども巣穴に運びこみます。 アブラムシの出す甘い汁を食べるため、天敵からアブラムシを守ることもします。 成虫は、4月~11月に見られます。 (写真)2020.5.5 明石市明石公園