オジロアシナガゾウムシ(ゾウムシ科)
体長 8.9~10.1mm
林縁、草地、河川敷などのマメ科のクズの上で、茎に抱きついて身動きせずにじっとしているのがよく見られます。 触れたりすると足を離して地上に落下し、足を抱えて死んだふりをします。 体の白黒の模様は鳥の糞に似ており、天敵の鳥から身を守っていると考えられています。 メスはクズの茎に穴を開けて卵を産みつけ、幼虫はその中で育ち、クズのその部分は虫こぶになります。 成虫は4月~11月に見られ、成虫で越冬します。 (写真)2019.6.11 加西市網引町