タマムシ(タマムシ科)
体長 25~40mm
タマムシの仲間の総称と区別するため、ヤマトタマムシとも呼ばれます。 広葉樹林で見られ、成虫はエノキ、ケヤキ、サクラなどの葉を食べるので、これらの木の周りをよく飛んでいます。 幼虫は、エノキなどの木の幹の奥深くに穴を開けて材を食べます。 タマムシの羽は金属光沢を発していますが、表面の微細な構造によって発色する構造色で、死後も色あせないことから、法隆寺の「玉虫厨子(たまむしのずし)」の装飾に使われています。 成虫は、6月~9月に見られます。 (写真)2018.8.8 明石市明石公園