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ヤツデ


セリ目 ウコギ科

高さ1~3mの常緑低木で、海岸近くの森林に生えますが、庭などに植えられたものの種を鳥が運んで、人家近くの林ににもよく生えています。

日本の本州(茨城県以南の太平洋岸)、四国、九州、沖縄と朝鮮半島に分布します。 雌雄同株で雄花と両性花があり、花は11月~12月に咲きます。 両性花は雄しべが先に成熟し、雄しべが枯れた後で雌しべが成熟して自家受粉を防いでいます。 雄花は、最後の方で咲く花が雄しべの成熟後に雌しべが成熟せずに枯れてしまう花のことをいっているようです。 冬の暖かい日にミツバチ、ハナアブ、ハエなどが花を訪れて、花粉を運びます。 八手(ヤツデ)という名前がついていますが、葉は奇数に裂け普通は九つに裂けています。 ヤツデの葉は魔物を追い払う力があると信じられ、昔から魔よけとして玄関付近の目につき易い所に植えられてきました。 (写真)2018.11.17 加西市網引町

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