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マユミ


ニシキギ目 ニシキギ科

高さ3~5mの落葉低木ですが、大きいものは高さ10mくらいになり、林縁でよく見られます。

日本の北海道、本州、四国、九州と朝鮮半島南部、中国、サハリンに分布します。 花は5月~6月に咲き、雌雄別株と書かれている図鑑とそうでない図鑑がありますが、雌しべの花柱が長く雄しべが短いタイプの花と雌しべの花柱が短く雄しべが長いタイプの花をつける株があり、花柱が短いタイプの花をつける株は結実しにくいということから雌雄別株といわれているようです。 果実は10月~11月に熟し、4つに裂けて橙赤色の種子が顔を出した状態で枝からぶら下がります。 新芽は山菜として利用されますが、種子には有害な成分が含まれており食べると吐き気、下痢、筋肉のマヒを引き起こすといわれています。 枝がよくしなり粘りがあるので、この木で弓を作ったことから「真弓(マユミ)」と呼ばれるようになったといわれています。 (写真)花 2019.5.16 三木市福井

(写真)果実 2018.11.17 加西市網引町

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