ヒイラギナンテン
キンポウゲ目 メギ科
中国~ヒマラヤ・台湾原産で、日本には江戸時代初期の1681~1687年頃に薬用植物として渡来したといわれます。
常緑の低木で高さ1~2m、大きいものは3mほどになり、庭や緑地帯の緑化によく植えられており、これが周辺の山林に野生化しています。 花は3月~4月に咲き花粉は昆虫が運びますが、雄しべには刺激が加わると動く性質があり、昆虫が触れると花の内側に向かってキュッと動き、蜜を求めてやってきた昆虫の体に花粉をつけます。 果実は6月~7月に白い粉をふいたような黒紫色に熟し、野鳥がこれを食べて種子を散布します。
生態系被害防止外来種リスト:その他の総合対策外来種 (写真)花 2016.2.27 多可町加美区
(写真)実 2020.5.30 加古川市加古川町