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タニウツギ


マツムシソウ目 スイカズラ科

落葉の小高木で高さは5mほどになり、山地の日当たりのよいところに生えます。

日本の固有種で、北海道(西部)、本州(主に日本海側)に分布します。 兵庫県内では、瀬戸内海側でも内陸部では結構見ることができます。 花は5月~6月に咲き、花粉は昆虫が運びます。 田植えの時期に花が咲くので、「田植え花(たうえばな)」とも呼ばれます。 また、材を葬儀のときの骨を拾う箸に利用したことから、「死人花(しびとばな)」とか「葬式花(そうしきばな)」と呼ばれて忌み嫌われている地方もあるようです。 さらに、「火事花(かじばな)」とも呼ばれ、きれいな花なのに家に花を持ち込んではいけないといわれていた地域もあるようです。 これは、タニウツギの花にはハチがよくついており、ハチが養蚕のカイコの天敵になるので、家の中に入れないようにするためではなかったかといわれています。 (写真)2018.5.11 多可町八千代区

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