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トウネズミモチ


シソ目 モクセイ科

常緑の高木で高さ10~15mになり、河川敷や林縁などの開けた場所によく生えています。

中国中南部の原産で明治時代に渡来し、都市部の緑化用に植えられたものが本州(宮城県以南)、四国、九州で野生化しています。 花は6月~7月に咲き、花粉は風によっても昆虫によっても運ばれます。 果実は10~12月に黒紫色に熟し、野鳥が食べて種子を散布します。 日本在来のネズミモチと雑種をつくったり、他の植物と競合するなど生態系に与える影響が問題視されており、緑化に利用しないよう注意すべき樹木のひとつです。

生態系被害防止外来種リスト:重点対策外来種 (写真)果実 2016.12.10 加古川市上荘町

(写真)花 2018.7.1 加西市網引町

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