クリ
ブナ目 ブナ科
落葉の高木で山地に生えますが、果実が大粒な多くの品種が栽培されています。
野生のものは、栽培品種と区別してシバグリと呼ばれます。 日本の北海道(石狩・日高地方以南)、本州、四国、九州と朝鮮半島中南部に自生します。 雌雄同株で、雌花は雄花の付け根のところに着きます。 花は5月~6月に咲き、花粉を運ぶ昆虫を呼び寄せるため特有の強い香りを出します。 果実は他のブナ科の果実(どんぐり)と違ってタンニンが少なく、食用として広く利用されています。 材は堅くて腐りにくいことから、建物の土台や鉄道の枕木として使われていました。 (写真)果実 2016.9.24 篠山市今田町
(写真)花 2018.6.30 多可町八千代区