マテバシイ
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ブナ目 ブナ科
常緑の高木で、本州から南の地域で古くから植えられてきました。
日本固有種で、どの地域までが自然分布かはっきりしませんが、九州・南西諸島、本州(紀伊半島、房総半島南端)の沿岸部が自然分布と考えられています。 雌雄同株で雄花と雌花があり、花は6月に咲きます。 果実は花が咲いてから2年かけて熟し、タンニンが少なくてあく抜きが必要なく、シイの実より味は落ちますがそのまま食用になります。 千葉県の縄文時代の貝塚から果実が出土しており、大昔は食料として利用していたと推測されます。 現在では、街路樹や公園樹として植えられています。 (写真)果実 2018.10.2 加東市上久米
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(写真)花 2015.6.14 丹波市氷上町