アケビ
キンポウゲ目 アケビ科
落葉のつる性木本で、山野に普通に生えます。
日本の本州、四国、九州と朝鮮半島、中国に分布します。 雌雄同株で花は4月~5月に咲き、根元側に1~3個の雌花がつき、その先に数個の雄花がつきます。 他の樹木などに巻きついて生長し、つるは右巻きです。 葉は複葉で、小葉は5枚あります。 果実は9~10月に熟し甘味があっておいしいですが、果皮も内部にひき肉を詰めて油で揚げたり刻んで味噌炒めにするなど料理に使われて食べられており、山形県では栽培されたものがスーパーなどで売られています。 新芽も、東北地方では木の芽と呼んで食用にします。 茎(つる)はアケビ細工などの工芸品に使われるほか、木通(もくつう)と呼ばれ漢方薬として使われます。 (写真)花 2019.4.18 加古川市尾上町