Our Projects.
会員による自然観察会、河川流域の調査活動、里山保全活動、観察会、出版活動、国際協力などを通して環境啓発活動を行っています。
調査活動
国内各河川流域の野生生物生態調査を柱にその地域の暮らし、風土などを実態調査。武庫川、猪名川、揖保川、大和川、由良川、鶴見川を調査し現在淀川を調査しています。
里山保全事業
1997 年(平成 9 年)から、兵庫県南東部で昭和 40 年代頃の里山を復活する取り組みとして、毎月第一日曜を定例活動に、整備、保全を進めています。
国際協力事業
2003 年(平成 15 年)より、JICAの草の根支援を受け、ブラジル国トメアス調査に基づき、環境教育のテキスト作成、環境教育の実践、そして世界に残された数少ない熱帯雨林を保全するインストラクターの養成と、未来の架け橋になる子どもちと「アマゾン自然学校」プロジェクトを実施。その後も、2011年より三井物産環境基金による「ブラジルアマゾンにおてるあグロフォレストリーによる河畔林再生植林活動と産学官ネットワーク事業」、同じく2011年緑の募金による「小農家へのアグロフォレストリー推進支援による森林回復と荒廃地回復植林事業」などの活動をと通して、地球温暖化防止に向けての熱帯雨林の保全に取り組んでいます。
出版活動
「人・くらし・自然」をテーマに、これまでの調査活動の結果を「生きている河川シリーズ」として、小学校高学年から中学生を対象にした副読本を作成し、各河川流域の小中学校に寄贈し、自然学習に活用して頂いています。これまでに寄贈した本の数は 3 万 5000 冊になりました。それぞれの本は、出版物としても販売しています。
ナチュラリストクラブ
1999 年(平成 11 年)、自然について体験活動をしながら学びたいという、一般市民のためのクラブが誕生しました。毎月二回、里山保全活動と観察会を行い、身近な生物の観察を通して、自然保護や環境について楽しく学ぶ活動をしています。