ヤノネグサ
ナデシコ目 タデ科 水田のあぜ、休耕田、用水路などの水辺の湿地に生える一年草で、高さは20~50cmになります。 日本の北海道~九州と、朝鮮半島、中国、台湾、フィリピン、タイ、インド(東部)に分布します。 花は、8月~10月に咲きます。...
サデクサ
ナデシコ目 タデ科 河川敷や攪乱を受ける湿地などに生える一年草で、高さは0.3~1mになります。 花は、7月~10月に咲きます。 日本の北海道~九州と、アジア東部に分布します。 植物学者の牧野富太郎は、名前の由来として「サデ」は「さすること」で、トゲのある茎で人体をさすると...
ヒメツルソバ
ナデシコ目 タデ科 ヒマラヤ地方の原産で熱帯から温帯にかけて多くの国で園芸用に栽培され、日本へは明治時代に導入され、ロックガーデンや家の庭などで栽培されていたものが道端や水路の護岸、石垣などに野生化しています。 本来は多年草ですが耐寒性はそれほど高くなく、冬季に霜が降りると...
サワハコベ
ナデシコ目 ナデシコ科 低山~山地の渓流畔、湿り気の多い林床に生える多年草で、茎は5~30cmになり地上をはいます。 日本の本州、四国、九州に分布します。 花は、4月~7月に咲きます。 花弁は浅く裂け、ガク片とほぼ同じ長さであることで、よく似たミヤマハコベと見分けることがで...
ミヤマハコベ
ナデシコ目 ナデシコ科 山地の半日陰の谷沿いに生える多年草で、高さは10~35cmになります。 日本の北海道~九州と、済州島に分布します。 花は4月~7月に咲き、ガクより長い5枚の花弁が深く切れ込んで10枚あるように見えます。 (写真)2021.4.11 加西市若井町...
フシグロセンノウ
ナデシコ目 ナデシコ科 山地の森林内や林縁に生える多年草で、高さは40~80cmになります。 花は、7月~10月に咲きます。 日本の固有種で、本州、四国、九州に分布します。 園芸用の採集などによる減少が心配されており、全国の18都県でレッドデータブックの対象になっ...
クルマバザクロソウ
ナデシコ目 ザクロソウ科 熱帯アメリカ原産の一年草で、道端、畑地、荒地に生え、よく分枝して地面に広がります。 日本への侵入は、明治時代の中頃に新潟県で見つかったのが最初とされていますが、江戸時代末期に渡来したともいわれています。 現在は、北海道~沖縄に広く帰化しています。...
モウセンゴケ
ナデシコ目 モウセンゴケ科 日当たりのよい湿地、貧栄養な溜池のほとり、水のしみ出す崖などに生える多年生の食虫植物で花茎の高さは10~20cmになります。 日本の北海道~九州と、北半球の寒帯~温帯地域に広く分布します。 ...
ボントクタデ
ナデシコ目 タデ科 湿田、休耕田、ため池の縁などに生える一年草で、高さは0.5~1mになります。 日本の本州~沖縄と、朝鮮半島、中国、台湾、マレーシア、インドに分布します。 花は、9月~10月に咲きます。 ヤナギタデとよく似ていますが、ヤナギタデは葉をかむと大変辛く茎...
カワラアカザ
ナデシコ目 ヒユ科 河原や海岸の砂地に生える一年草で、高さは30~60cmになります。 図鑑によっては、マルバアカザの変種として扱っているものもあります。 日本の本州~沖縄と、朝鮮半島、中国、台湾、ロシア(ウスリー)に分布します。 花は、5月~10月に咲きます。 ...