オオイヌノフグリ
シソ目 オオバコ科 ヨーロッパ、西アジア、中近東の原産の2年草で、高さは10~20cm程度で、市街地や農耕地で普通に見られます。 日本に入ったのは明治時代の初めと推定され、現在では全国的にありふれた草になっています。 花は3月~5月に咲き、花粉は昆虫が運びますが自家受粉もし...
イヌノフグリ
シソ目 オオバコ科 古くからある石垣や道端に生える越年草で、茎は分枝して広がり長さ10~25cmになります。 花は、2月~4月に咲きますが、雨などの天気の悪い日には開きません。 種にはエライオソームと呼ばれる小さな粒がくっついていて、この粒にはアリが好む脂肪酸、アミノ酸、糖...
ノタヌキモ
シソ目 タヌキモ科 湖沼、ため池などに生える一年生の浮遊植物で、茎は細く全長は1.5mに達します。 花は、7月~10月に咲きます。 葉は水中で細かく羽状に分かれ、多くの捕虫嚢をつけてミジンコなどの小動物を捕まえる水生の食虫植物です。 ...
アゼトウガラシ
シソ目 アゼナ科 田のあぜ、水田、農地周辺の湿地に生える一年草で、高さは10~20cmになります。 下の花弁(下唇)の中央に黄色い斑紋があるのが特徴です。 花は、8月~10月に咲きます。 日本の本州~沖縄と、朝鮮半島、中国、東南アジア、インドに分布します。 ...
ハグロソウ
シソ目 キツネノマゴ科 森林内や林縁の木陰に生える多年草で、高さは20~50cmになります。 花は、7月~10月に咲きます。 日本の本州(関東地方以西)、四国、九州と、朝鮮半島(南部)、中国、台湾に分布します。 ...
ミドリハッカ(オランダハッカ、スペアミント)
シソ目 シソ科 ヨーロッパ原産の多年草で、江戸時代に香料として栽培されるようになったといわれており、繁殖力が強く栽培されているものが道端などに野生化しています。 花は、6月~10月に咲き、高さは40~130cmになります。 ...
ミゾホオズキ
シソ目 ハエドクソウ科 山間の湿地、ため池の縁、渓流沿いに生育する多年草で、枝分かれして地表に広がります。 日本の北海道~九州と、朝鮮半島(南部)、中国、台湾に分布します。 花は、6月~8月に咲きます。 (写真)2020.7.2 加西市上万願寺町
キクモ
シソ目 オオバコ科 ため池、水田、流れの緩やかな水路に生える一年草で、高さは陸生状態で5~20cm、水中では60cm程度まで伸びます。 日本の本州~沖縄と、朝鮮半島、中国、台湾、東南アジア、インド、オーストラリアに分布します。 ...
ツタバウンラン
シソ目 オオバコ科 ヨーロッパの地中海沿岸原産の一年草または多年草で、細い茎で地上や石垣の上をはって広がります。 日本へはロックガーデンの園芸用として大正時代に渡来し、北海道、本州、四国に帰化しています。 花は、3月~11月と長い期間見られます。 ...
ヤマハッカ
シソ目 シソ科 山野の林縁や草地に生える多年草で、高さは0.4~1mになります。 日本の北海道~九州と、朝鮮半島、中国に分布します。 花は、9月~10月に咲きます。 花弁の上唇に濃紫色の斑点が線状に数本ついて雄しべや雌しべは花冠から突き出ないのが特徴で、よく似たヒキオ...