ソヨゴ
モチノキ目 モチノキ科 常緑の小高木で高さ5~10mになり、乾いた山林に生えます。 日本の本州(新潟県・宮城県以南)、四国、九州と中国、台湾に分布します。 雌雄別株で花は6月~7月に咲き、花粉は昆虫が運びます。 アカマツの林のアカマツが枯れた後は、よくソヨゴの林になって...
ヤブツバキ
ツツジ目 ツバキ科 常緑の小高木で高さ5~6mになりますが、中には高さ15mを超える高木になるものもあります。 照葉樹林の構成種で、特に海岸近くに多く見られます。 花は11月~4月に咲き、花粉は昆虫も運びますが、主に野鳥のメジロやヒヨドリが蜜を吸いに来て運びます。 ...
リョウブ
ツツジ目 リョウブ科 落葉の小高木で高さ8~10mになり、乾いた落葉樹林に多く生えます。 日本の北海道(南部)、本州、四国、九州、沖縄と済州島に分布します。 花は6月~8月に咲き、ハナカミキリなど多くの昆虫が集まります。 ...
エゴノキ
ツツジ目 エゴノキ科 落葉の小高木で高さ7~8mになり、雑木林や山地の谷間に生えます。 日本の北海道(日高地方)、本州、四国、九州、沖縄と朝鮮半島、中国に分布します。 花は5月~6月に咲き、花粉は昆虫が運びます。 果実は果皮に有毒なエゴサポニンという物質を含んでおり、口...
チドリノキ
ムクロジ目 ムクロジ科 落葉の小高木で高さ8~10mになり、山地の沢沿いに生えます。 日本の固有種で、本州(太平洋側は岩手県以南、日本海側は新潟県以南)、四国、九州に分布します。 雌雄別株で花は5月頃に咲き、花粉は昆虫が運びます。 ...
ハゼノキ
ムクロジ目 ウルシ科 落葉の小高木で高さ7~10mになり、暖地の山野に生えています。 中国南部、台湾、東南アジアに分布し、日本にはロウを採るために江戸時代に中国から琉球を経由して持ち込まれたといわれています。 そのためリュウキュウハゼとも呼ばれ、本州(関東地方以西)、四国...
ヤマハゼ
ムクロジ目 ウルシ科 落葉の小高木で高さ5~8mになり、山地に生えます。 日本の本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄と朝鮮半島、中国、台湾に分布します。 雌雄別株で花は5月~6月に咲き、花粉は昆虫が運びます。 葉は4~6対の小葉と先端の1枚で複葉をつくり、小葉はヤマウ...
ヤマウルシ
ムクロジ目 ウルシ科 落葉の小高木で高さ3~8mになり、二次林や伐採跡地によく生えています。 日本の北海道、本州、四国、九州と朝鮮半島、中国、南千島に分布します。 雌雄別株で花は5月~6月に咲き、花粉は昆虫が運びます。 ...
ヌルデ
ムクロジ目 ウルシ科 落葉の小高木で高さ5~10mになり、林縁や伐採跡地など開けた場所に生えます。 日本全国と朝鮮半島、中国、台湾、東南アジアに分布します。 雌雄別株で花は8月~9月に咲き、花粉は昆虫が運びます。 種子は土の中で長期間休眠することが知られており、伐採など...
シキミ
シキミ目 マツブサ科 常緑の小高木で高さ5~10mになり、山地に生えますが、仏事に使われるためお寺や墓地の周辺によく植えられています。 日本の本州(宮城県・石川県以西)、四国、九州、沖縄と中国、台湾、済州島に分布します。 ...