カクレミノ
セリ目 ウコギ科 高さ3~8mの常緑小高木で、海岸近くの湿り気のある照葉樹林に生えます。 日本の本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄と朝鮮半島南部、台湾に分布します。 花は7月~8月に咲き、花粉は昆虫が運びます。 雌雄同株で、両性花だけがつく花序と、雄花だけがつく花序が...
サカキ
ツツジ目 モッコク科 常緑の小高木で高さ10mほどになり、照葉樹林に生えますが、神社によく植えられています。 日本の本州(茨城県・石川県以西)、四国、九州、沖縄と済州島、中国、台湾に分布します。 花は6月~7月に咲き、花粉は昆虫が運びます。 ...
ウバメガシ
ブナ目 ブナ科 常緑の小高木で高さ3~5mになりますが、中には高さ10mくらいになるものもあります。 日本の本州(神奈川県以西の太平洋側、京都府の丹後海岸)、四国、九州、沖縄と中国(中部、南部、西部)、台湾に分布します。 ...
クサギ
シソ目 シソ科 落葉の小高木で高さ4~8mになり、日当たりのよい林縁や道端などに生えています。 日本全国と朝鮮半島、中国に分布します。 花は7月下旬から9月に咲き、花粉は昆虫が運びますが、花にはアゲハチョウの仲間がよくやってきます。 ...
タニウツギ
マツムシソウ目 スイカズラ科 落葉の小高木で高さは5mほどになり、山地の日当たりのよいところに生えます。 日本の固有種で、北海道(西部)、本州(主に日本海側)に分布します。 兵庫県内では、瀬戸内海側でも内陸部では結構見ることができます。 ...
ヒサカキ
ツツジ目 モッコク科 常緑の小高木で高さ4~7mになり、大きいものは10mくらいになります。 照葉樹林の構成種で、里山の雑木林にも普通に見られます。 日本の本州(秋田県・岩手県以南)、四国、九州、沖縄と朝鮮半島南部に分布します。 ...
ヒメヤシャブシ
ブナ目 カバノキ科 落葉の小高木で高さ2~7mになり、主として日本海側の多雪地のやせた土地や崩壊地に多く生えますが、雪の少ない太平洋側の地域でも山地の砂防用の樹木としてよく植えられています。 日本の固有種で北海道、本州(鳥取県以北)、四国に分布すると一般的な図鑑には書かれて...
カワラハンノキ
ブナ目 カバノキ科 落葉の小高木で高さ7~10mになり、河川敷の増水すれば水につかるようなところによく生えています。 日本の固有種で、本州(東海地方・近畿地方以西)、四国、九州(宮崎県)に分布します。 雌雄同株で雄花と雌花があり、花は2月~3月の葉の展開前に咲き、花粉は風...
イヌビワ
バラ目 クワ科 落葉の小高木で高さ3~5mになり、海岸近くの山林によく生えています。 日本の本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄と済州島に分布します。 雌雄別株で、花柱の長い雌花だけをつける雌株と、雄花と花柱の短い不妊の雌花をつける雄株があります。 ...
カナメモチ
バラ目 バラ科 常緑の小高木で高さ5~10mになり、照葉樹林の構成種です。 日本の本州(東海地方以西)、四国、九州(西部)と中国南部、東南アジアに分布します。 花は5月~6月に咲き、花粉は昆虫が運びます。 果実は12月頃に赤く熟し、野鳥が食べて種子を散布します。 ...