ビロウドツリアブ(ツリアブ科)
体長 7~11mm 春に現れて,いろんな花の蜜を吸いにやってきます。 飛びながら空中で静止して花の蜜を吸うこともよくあります。 幼虫は、土の中に巣を作るヒメハナバチの仲間の幼虫に寄生します。 成虫は、3月~6月に見られます。 (写真)2016.4.29 多可町加美区
アメリカミズアブ(ミズアブ科)
体長 10~20mm 北~中央アメリカ原産の外来昆虫で、日本には1950年頃に入ってきました。 コウカアブとよく似ていますが、複眼に模様があるのが特徴です。 幼虫は、草、果実、動物などの腐った有機物を食べます。 家庭用の生ごみのコンポストで発生することがあります。 ...
コウカアブ(ミズアブ科)
体長 13~28mm 成虫は、ゴミ捨て場や畜舎などでよく見かけます。 幼虫は便所、畜舎の堆肥、ごみためで発生し、汚物や汚水の中に住みます。 便所のことを後架(こうか)ということから名づけられ、「便所バチ」とも呼ばれました。 成虫は、5月~10月に見られます。 ...
ルリミズアブ(ミズアブ科)
体長 15mm程度 林縁、池や水田周辺の草地で見られます。 成虫は秋に見られます。 色は黒っぽいものから、青銅色、緑がかった銅色など、変化に富んでいます。 (写真)2016.10.27 三木市別所町 (写真)2019.10.28 小野市久茂町
コガタミズアブ
ハエ目 ミズアブ科 体長 10~13mm 河川敷の湿った草地や湿地、水田周辺の草地で見られます。 幼虫は、水の中で生活します。 水田の農薬の影響で全国的に減少しているようですが、加古川の河川敷では本流から支流まで広く見られます。 成虫は、5月下旬~7月に見られます。...
ミズアブ(ミズアブ科)
体長 13~20mm 幼虫は水田などの比較的水温の高い水中に住み、落葉などの腐った有機物や藻類を食べます。 高温に強く温泉の中で生育することもあることから、オンセンアブと呼ばれています。 成虫は、5月~10月に見られます。 (写真)2018.7.11 三木市志染町
キアシキンシギアブ(シギアブ科)
体長 10~12mm 川や池周辺の草地で見られます。 成虫は、4月下旬~6月に見られます。 (写真)2017.5.6 加古川市尾上町
ネグロクサアブ(クサアブ科)
体長 オス 17mm程度 メス 25mm程度 幼虫は朽木内で育つといわれていますが生態は不明です。 成虫は湿地周辺で見つかりますが、生息地は限られていて数も少ないようです。 成虫は、4月~7月に見られます。 環境省レッドデータブック:情報不足 ...
ウシアブ(アブ科)
体長 17~25mm メスは家畜などの血を吸いますが、人間にもまとわりついて血を吸おうとします。 毒はありませんが、刺されると結構痛いです。 オスは花や樹液に集まります。 幼虫は肉食性で、水辺の地中でミミズなどを食べます。 成虫は、6~9月に見られます。...