イシハラクロチョウバエ
ハエ目 チョウバエ科 全長 3~4mm 里山などの湿った林床や林縁で見られ、よく葉の上で8の字を描くようにクルクルと回っています。 成虫は、5月~9月に見られます。 日本の本州、四国、九州に分布します。 (写真)2020.7.20 三田市大川瀬
ベッコウハナアブ
ハエ目 ハナアブ科 体長 15~18mm 雑木林の周辺や林内で見られる、マルハナバチのような大きなハナアブです。 幼虫はスズメバチ類の巣に寄生して、ハチの幼虫の餌の残りや、捨てられた幼虫・サナギなどを食べて育つといわれています。 成虫は、5月~8月に見られます。...
ヨモギマルフシミバエ
ハエ目 ミバエ科 体長 5~6mm 幼虫は、ヨモギの茎に虫こぶ(ヨモギクキマルズイフシ)をつくり、その中で育ちます。 成虫は、7月に羽化して出てきます。 日本の固有種で、北海道~九州に分布します。 (写真)2020.7.11 三木市福井(三木山森林公園)
コガネオオハリバエ
ハエ目 ヤドリバエ科 体長 13~20mm 寄生バエで、蛾のエビガラスズメに寄生します。 エビガラスズメの幼虫に卵を産みつけ、ガが地中でサナギになったときに成虫になって出てくるといわれています。 日本の北海道~沖縄に分布します。 成虫は、5月~10月に見られます。...
ナミルリイロハラナガハナアブ
ハエ目 ハナアブ科 体長 10~11mm クヌギやコナラの樹液でよく見られます。 日本の北海道~沖縄に分布します。 成虫は、4月~9月に見られます。 (写真)2020.6.16 加東市上久米(やしろの森公園)
ヨツモンハラナガハナアブ
ハエ目 ハナアブ科 体長 7~10mm 成虫は、6月~8月に見られます。 生態などはよくわかりません。 (写真)2020.6.14 加東市上久米(やしろの森公園)
アリスアブ
ハエ目 ハナアブ科 体長 11~14mm トビイロケアリの巣に寄生するアブです。 幼虫は半球形状でアリの巣の壁に貼りつき、アリの警戒を受けずにアリの巣内でアリの幼虫やサナギを食べて育ちます。 暗銅色で、灰白色~淡褐色の短毛がはえた淡色型と、橙褐色の短毛がはえた橙色型...
ヒメセアカケバエ
ハエ目 ケバエ科 体長 10~11mm 幼虫は堆肥や腐植土の中で腐植物を食べて育ちます。 成虫は花のミツや腐った果実を食べ、3月~6月と9月~10月に見られます。 日本の北海道~九州に分布します。 (写真)オス 2020.5.14 小野市久保木町...
キバネフンバエ
ハエ目 フンバエ科 体長 8~11mm 幼虫は牛糞など動物のフンを食べるので、牧場の周辺でよく見られます。 成虫は他の小さな昆虫を捕まえて食べ、4月~10月に見られます。 (写真)2020.5.14 小野市浄谷町
シリグロアリスアブ
ハエ目 ハナアブ科 体長 10mm程度 幼虫は丸くて平たい形をしており、ハヤシクロヤマアリの巣に寄生します。 成虫は、メスの腹部後半が黒いことと、腿節の毛が黒いのが特徴とされています。 ミヤマアリスアブに似ていますが、ミヤマアリスアブは本州の標高1500m以上の高所...