ウラナミアカシジミ
チョウ目 シジミチョウ科 開張 40~45mm 平地、丘陵地、低山地の雑木林に生息し、日中はクリなど白い花によくやってきます。 幼虫は、主にブナ科のクヌギ、アベマキ、ウバメガシなどの葉を食べます。 成虫は、6月に見られます。...
ゴイシシジミ
チョウ目 シジミチョウ科 開張 25~30mm ササ類の生える森林や林縁で見られますが、分布は局所的でどこでも見られるものではないようです。 日本のチョウ類の中で唯一の純肉食性のチョウで、幼虫はササコナフキツノアブラムシ、タケツノアブラムシなどのタケやササにつくア...
クロヒカゲ
チョウ目 タテハチョウ科 開張 45~55mm 雑木林周辺で見られ、樹液に集まります。 幼虫は、ササ類の葉を食べます。 日本の北海道~九州と、朝鮮半島、中国、台湾、サハリンに分布します。 成虫は、4月~10月に見られます。 (写真)2020.5.25 加東市畑
モンキアゲハ(アゲハチョウ科)
開張 90~110mm 平地~丘陵地の森林周辺でよく見られます。 成虫は4月~10月に見られ、いろんな花にやってくるほか、地面の水たまりなどで吸水します。 幼虫は、カラスザンショウ、ミカン類などの葉を食べます。 日本の本州(関東地方以西)~沖縄と、中国、台湾、東南アジ...
ミスジチョウ(タテハチョウ科)
開張 55~70mm 山地の渓谷の落葉広葉樹林で見られ、動物の糞にやってきたり、地上で吸水したりします。 日本の北海道~九州に分布します。 幼虫は、イロハモミジ、オオモミジ、コハウチワカエデなどモミジ類の葉を食べます。 成虫は、5月~8月に見られます。 ...
メスグロヒョウモン(タテハチョウ科)
開張 65~75mm 森林の周辺部でよく見られます。 オスとメスでは、別の種類のように翅の色が違います。 幼虫は、タチツボスミレ、ニョイスミレなどのスミレ類の葉を食べます。 成虫は6月~10月に現れますが、夏の暑い時期は一時的に活動を停止して夏眠します。 ...
ミヤマセセリ(セセリチョウ科)
開張 35~42cm 日当たりのよい雑木林でよく見られ、スミレ類やタンポポ類などの花にやってきます。 日本の北海道~九州と、東アジアに分布します。 幼虫は、ブナ科のコナラ、クヌギ、アベマキ、ミズナラ、カシワなどの葉を食べます。 ...
イシガケチョウ(タテハチョウ科)
開張 45~55mm 日本の本州(近畿地方以西)~沖縄と台湾、中国南部、東南アジア、インドに分布します。 南方系のチョウで分布を北に広げてきており、兵庫県南部では定着するようになりました。 花にもやってきますが、湿地などの湿った地面で吸水していることがよくあります。 ...
ギフチョウ(アゲハチョウ科)
開張 50~60mm 下草の少ない落葉広葉樹林や雑木林などで春に見られるチョウです。 カタクリ、ショウジョウバカマ、スミレ類、サクラ類の花にやってきます。 日本固有種で、本州の秋田県~山口県に分布します。 幼虫はウマノスズクサ科のカンアオイ類の葉を食べますが、加古川流...
クロマダラソテツシジミ(シジミチョウ科)
開張 27~30mm 南方系のチョウで日本国内には生息していませんでしたが、南西諸島や九州南部に定着するようになり、近畿地方や関東地方でも偶発的に発生するようになってきました。 ソテツの未展開の葉や展開後間もない柔らかい葉に産卵し、幼虫はこれを食べて育ちます。 ...