ツヤアオカメムシ(カメムシ科)
体長 14~17mm クワ、スギ、キリなどの木の上で生活します。 ミカン、ナシ、ウメなどの果実の汁を吸う害虫でもあります。 成虫は4月~10月に見られ、成虫で越冬します。 (写真)2017.10.11 小野市黍田町
アオクサカメムシ(カメムシ科)
体長 12~16mm 体の色は緑色のものが多いですが、黄色いものもいます。 マメ科、イネ科、キク科など、いろんな植物の汁を吸い、野菜や果樹の害虫ともなっています。 新しく南の方から勢力を広げてきたミナミアオカメムシに押されて、最近は減少傾向にあるようです。 ...
キマダラカメムシ(カメムシ科)
体長 20~23mm 都市部の公園や緑地の樹木の幹で見られます。 いろんな樹木の汁を吸います。 台湾~東南アジアを原産地とする外来昆虫で、江戸時代の1770年代に長崎の出島で見つかっています。 2000年頃から分布を北に広げ始め、関東地方まで見られるようになりました。...
クサギカメムシ(カメムシ科)
体長 13~18mm 広葉樹林で普通に見られます。 豆類やミカン、ウメ、ビワなどの果実の汁を吸う害虫です。 成虫は4月~10月に見られ、成虫で越冬するため家の中によく入ってきます。 (写真)2018.10.12 加西市網引町 (写真)2020.7.1 三木市福井
ブチヒゲカメムシ(カメムシ科)
体長 13~18mm 河川敷などの草地で普通に見られます。 マメ科、キク科など多くの植物の汁を吸い、大豆、稲など多くの農作物の害虫になっています。 成虫は4月~11月に見られ、成虫で越冬します。 (写真)2017.7.1 加古川市八幡町
アカヒメヘリカメムシ(ヒメヘリカメムシ科)
体長 5~8mm 草むらで見られ、イネ科、タデ科、キク科の植物の汁を吸います。 イネの害虫にもなっています。 成虫は4月~11月に見られ、成虫で越冬します。 (写真)2017.9.9 丹波市青垣町
クモヘリカメムシ(ホソヘリカメムシ)
体長 15~17mm イネ科の植物の汁を吸うことから、イネの害虫として知られています。 イネの未熟なモミに口の針を差し込んで汁を吸うので、斑点米の原因になります。 成虫は4月~11月に見られ、成虫で越冬します。 (写真)2017.9.24 加東市野村
ホソヘリカメムシ(ホソヘリカメムシ科)
体長 14~17mm マメ科植物の汁を吸うことから、豆の害虫として知られています。 成虫はカメムシとしては珍しく匂いがしません。 腹に黄色と黒の縞模様があり、飛ぶとハチに見えることで身を守っていると考えられています。 ...
ホオズキカメムシ(ヘリカメムシ科)
体長 10~13mm ナス科、ヒルガオ科の植物の汁を吸い、多くの農作物の害虫として知られています。 成虫は4月~11月に見られ、成虫で越冬します。 (写真)2016.9.17 小野市黍田町
ホシハラビロヘリカメムシ(ヘリカメムシ科)
体長 12~15mm 林縁や河川敷の草地で普通に見られます。 クズ、フジなどマメ科の植物の汁を吸います。 成虫は4月~10月に見られ、成虫で越冬します。 (写真)2018.7.1 多可町加美区