タマムシ(タマムシ科)
体長 25~40mm タマムシの仲間の総称と区別するため、ヤマトタマムシとも呼ばれます。 広葉樹林で見られ、成虫はエノキ、ケヤキ、サクラなどの葉を食べるので、これらの木の周りをよく飛んでいます。 幼虫は、エノキなどの木の幹の奥深くに穴を開けて材を食べます。 ...
チビクワガタ(クワガタムシ科)
体長 9~16mm 雑木林に生息し、クヌギ、カシ、サクラなどの朽木や倒木の中から年間を通じて見つかります。 動物性の餌を好み、樹皮の下でミミズや他の昆虫を捕まえて食べますが、樹液にやってくることもあります。 幼虫は成虫と同じ朽木や倒木から集団で見つかることが多く、成虫が...
コクワガタ
コウチュウ目 クワガタムシ科 体長 オス17~54mm メス22~33mm 雑木林、照葉樹林、ブナ林などに広く生息し、神社や公園などの林でも見られます。 クヌギ、アベマキ、コナラ、カシ類、ヤナギ類などの樹液に集まり、灯火にも飛んできます。...
キョウトアオハナムグリ(コガネムシ科)
体長 21~26mm クヌギ、アベマキ、コナラなどの樹液で見られますが、見られる場所はかなり限られています。 幼虫は照葉樹林の林床に多いようです。 成虫は、5月~8月に見られます。 日本の本州(関東地方以西)、四国、九州に分布します。 兵庫県レッドデータブック:要注目種...
シラホシハナムグリ(コガネムシ科)
体長 20~25mm 雑木林に生息し、クヌギ、アベマキ、コナラなどの樹液や腐った果実に集まります。 シロテンハナムグリによく似ていますが、背中の中央付近の白点の形で見分けることができます。 成虫は、6月~8月に見られます。...
カナブン(コガネムシ科)
体長 23~31mm 雑木林に生息し、クヌギ、アベマキ、コナラなどの樹液に集まりますが、柿などのよく熟した果実にもやってきます。 金属光沢のある赤銅色をしていますが、緑色がかった色の個体もいます。 幼虫は、クズの繁った乾燥した環境の土中で、腐植物を食べて育ちます。 ...
カブトムシ(コガネムシ科)
体長 27~56mm 雑木林に多く、クヌギ、アベマキ、コナラなどの樹液に集まります。 基本的に夜行性で、昼間は樹木の根元、腐植土や枯葉の下などで休み、夕暮れとともに起きだして餌場まで飛んでいきます。 しかし、餌場争いに負けた個体や産卵期のメスは、日中でも樹液にいることが...
ヒメゲンゴロウ(ゲンゴロウ科)
体長 11~12mm 池、水田、川の淀みなどに生息する水生昆虫です。 幼虫、成虫ともに肉食で、特に幼虫は生きた水中の小動物を捕まえて、獲物を麻痺させる毒と消化液を注入し、体液と消化された筋肉や内臓を吸います。 成虫は、生きた獲物を捕まえることもしますが、弱っていたり死ん...
スジコガシラゴミムシダマシ(ゴミムシダマシ科)
体長 9.5~11.7mm 河川敷、畑地、荒れ地の石の下などで普通に見られます。 刺激すると、刺激臭のある物質を噴射します。 枯葉などの腐植物を食べます。 成虫は5月~6月と8月~10月に見られ、成虫で越冬します。 (写真)2018.11.7 加東市野村
オオミズスマシ(ミズスマシ科)
体長 7~12mm 川の淀み、池、水田などに生息しています。 水面をクルクル回っていますが、驚くと水中に潜ります。 成虫は、水面に落ちてきた昆虫や水面で羽化した水生昆虫を食べます。 幼虫は水中で生活し、アカムシなどの小型の水生生物を捕まえて食べます。 ...