イチモンジハムシ(ハムシ科)
体長 6.8~9mm 広葉樹林に生息し、成虫、幼虫ともにイヌビワ、イタビカズラ類の葉を食べます。 成虫は4月~11月に見られ、成虫で越冬します。 (写真)2018.5.12 明石市明石公園
サトユミアシゴミムシダマシ(ゴミムシダマシ科)
体長 21.1~28.1mm 雑木林や照葉樹林に生息し、市街地にわずかに残された緑地にもいます。 夜行性で、広葉樹の倒木や立ち枯れの木の樹皮の下にいます。 身の危険を感じると、刺激臭を出します。 幼虫は枯れ木の中に穴を開け、トンネルをつくりながら食べ進みます。 ...
ヒメナガニジゴミムシダマシ(ゴミムシダマシ科)
体長 7.9~10.7mm 雑木林や照葉樹林に生息し、倒木や立ち枯れの木で見られます。 カワラタケなどの菌類を食べます。 捕まえると刺激臭を出します。 成虫は、5月~8月に見られます。 (写真)2018.5.24 明石市明石公園
ヨツボシケシキスイ(ケシキスイ科)
体長 4~20mm 広葉樹林や川岸の林で見られ、クヌギ、アベマキ、コナラ、ヤナギ類の樹液に集まります。 幼虫は、樹液のほかに他の昆虫の幼虫を食べて育ちます。 成虫は5月~10月に見られ、成虫で越冬します。 メスをめぐってオス同士が戦いますが、大型のオスは戦いに強いため...
クビアカトラカミキリ(カミキリムシ科)
体長 7~13mm ブドウトラカミキリによく似ていますが、羽上部の白い斑紋の形と前胸背面の中央が黒いことで見分けることができます。 イヌシデ、アキニレ、エノキ、カエデ類など広葉樹の伐採木に集まってきます。 成虫は、5月~9月に見られます。 ...
ヨツスジトラカミキリ(カミキリムシ科)
体長 14~19.5mm 海岸近くのシイ・カシ林に生息し、人里周辺の公園でも見られます。 アカメガシワ、タラノキ、ネムノキ、ヤブカラシなどの花にやってきます。 幼虫は、広葉樹の立ち枯れの木の乾燥気味の枝や幹の材部を食べます。 成虫は、6月~9月に見られます。 ...
キイロトラカミキリ(カミキリムシ科)
体長 13~19mm クリやリョウブなどの花に飛来し、伐採木や倒木の上を活発に歩きまわっているのをよく見かけます。 幼虫は硬く乾燥したクヌギ、コナラ、ヤシャブシなどの木材が好物のようで、これらの木の薪が積んであると、よくその中に幼虫がいるようです。 ...
キマダラミヤマカミキリ(カミキリムシ科)
体長 22~35mm 平地から丘陵地の雑木林に生息し、アカメガシワやミズキの花にやってくるほか、クヌギやアベマキの樹液にもやってきます。 クヌギ、アベマキ、コナラなどの幹の上をはい回っているのをよく見かけます。 幼虫は、朽ちた広葉樹の材を食べます。 ...
ヒゲコメツキ(コメツキムシ科)
体長 21~27mm 大型のコメツキムシで、樹林や林縁に生息します。 触角がくしひげ状なのがオスで、糸状なのがメスです。 樹木や草の葉の上にいて、昆虫などの小動物を捕まえて食べます。 幼虫は、腐植土や朽木の中でほかの昆虫の幼虫やさなぎを食べて育ちます。 ...
アオマダラタマムシ(タマムシ科)
体長 16~29mm サクラ、ウメ、ツゲ、アオハダ、モチノキなどの枯れ木や弱った木に卵を産み、幼虫はこれらの木の材を食べて育ちます。 成虫は6月~7月に見られますが、あまり多くありません。 (写真)2019.5.19 加西市玉野町