ゲンジボタル(ホタル科)
体長 10~16mm 林縁を流れる細い流れのある所で見られます。 幼虫は水生で清流の流れの緩やかなところに住み、巻貝のカワニナを食べます。 成虫は、5月~6月に見られます。 メスは川岸の木や石に生えたコケの中に卵を産み、夏になると卵がかえり幼虫になります。 ...
ホンドニジゴミムシダマシ(ゴミムシダマシ科)
体長 4.5~7.5mm 雑木林や照葉樹林からブナ林にかけて生息し、立ち枯れの木や倒木、廃材などに普通に見られます。 日本固有種で、北海道~九州に分布します。 幼虫は朽木を食べ、成虫はカワラタケなどのキノコを食べます。 成虫は、4月~10月に見られます。 ...
オオクシヒゲベニボタル
コウチュウ目 ベニボタル科 体長 11~19mm 林の中に住み、昼間に活動する昆虫で、葉や花の上で見られます。 ベニボタルの仲間は、悪臭のする体液を出すことから他の動物に嫌われ、それを示すために赤い色(警戒色といいます。)をしています。...
ダンダラテントウ
コウチュウ目 テントウムシ科 体長 3.7~6.7mm ナミテントウより少し小型のテントウムシで、広葉樹林や都市公園などで見られます。 日本の本州~沖縄と、朝鮮半島、中国、台湾、東南アジア、アフガニスタン、南アメリカに分布します。...
アオバネサルハムシ(ハムシ科)
体長 3~4.5mm 草地や林縁で普通に見られる小さなハムシです。 日本の北海道~九州に分布します。 成虫、幼虫ともにキク科のヨモギ、ブナ科のコナラ、マメ科のメドハギなどいろんな植物の葉を食べます。 背面は黒青色、緑青色、銅緑色と変化に富み、胸部も背面と同じ色をしたも...
アシナガオトシブミ
コウチュウ目 オトシブミ科 体長 6.5~8mm クヌギ、コナラ、ミズナラ、クリ、カシ類の葉を巻いて揺りかご(揺らん)をつくるオトシブミです。 揺らんはメスの成虫が産卵のために葉を巻いてつくり、できあがった揺らんは地上に切り落とす場合と、そのまま葉にくっついている場合があり...
イタドリハムシ(ハムシ科)
体長 7.5~9.5mm 草地、林縁、川の土手などで普通に見られるハムシです。 日本の北海道~九州と、朝鮮半島、中国、台湾、シベリア東部に分布します。 成虫、幼虫ともにイタドリ、スイバなどの葉を食べます。 人が近づくと手足を縮めてころりと落ち、死んだふりをする習性があ...
ニセコナラシギゾウムシ(ゾウムシ科)
体長 7~7.5mm コナラシギゾウムシ、クヌギシギゾウムシ、クリシギゾウムシ、ニセコナラシギゾウムシと、とてもよく似たシギゾウムシの仲間がいます。 口吻の長さと触角のつく位置で見分けることができるようです。 コナラシギゾウムシより口吻が短く、触角は口吻の真ん中あたりに...
オジロアシナガゾウムシ(ゾウムシ科)
体長 8.9~10.1mm 林縁、草地、河川敷などのマメ科のクズの上で、茎に抱きついて身動きせずにじっとしているのがよく見られます。 触れたりすると足を離して地上に落下し、足を抱えて死んだふりをします。 体の白黒の模様は鳥の糞に似ており、天敵の鳥から身を守っていると考え...
カシルリオトシブミ(オトシブミ科)
体長 3.2~4.5mm 広葉樹林で普通に見られるオトシブミです。 ルリオトシブミの仲間はよく似たものが多くいますが、カシルリオトシブミは胸が金色をしているので見分けることができます。 イタドリ、フジ、ハリエンジュ、ケヤキ、コナラ、カシ類、カエデ類など多くの種類の植物に...