ウスミドリナミシャク
チョウ目 シャクガ科 開張 24~25mm 幼虫は、針葉樹のイヌマキの葉を食べます。 成虫は、7月~8月と10月~11月上旬に見られます。 日本の北海道~南西諸島と、中国(西部)、ロシア(南東部)に分布します。 (写真)2021.10.14 明石市上ノ丸4丁目
チャドクガ
チョウ目 ドクガ科 開張 オス25mm内外 メス28~35mm 幼虫はツバキ科のチャノキ、サザンカ、ヤブツバキの葉を食べるので、これらの樹木によく大発生し、皮膚炎などの被害にあうことがあります。 幼虫だけでなく成虫も毒毛を持っているので注意が必要です。...
ウメバチソウ
ニシキギ目 ニシキギ科 山地の日当たりのよい湿った草原や湿地、棚田のあぜなどに生える多年草で、高さは10~40cmになります。 花は、8月~10月に咲きます。 日本の北海道~九州と、東アジア北部、台湾に分布します。 花の形が家紋の梅鉢紋に似ていることから名づけられました。...
イヌセンブリ
リンドウ目 リンドウ科 湿地の周辺やため池のほとりに生える越年草で、高さは5~35cmになります。 花は、10月~11月に咲きます。 日本の本州、四国、九州と、朝鮮半島、中国(中部)に分布します。 生薬として使われるセンブリほどの苦味がなく薬として役に立たないことから、よく...
サケバヒヨドリ
キク目 キク科 山地の林縁や草地に生える多年草で、高さは0.5~1mになります。 日本の固有種で、本州(関東以西)、四国、九州に分布します。 花は9月~11月に咲き、白色のものから淡紅紫色のものまであります。 葉は3深裂し、それがさらに裂けてキクバヒヨドリ(ヒヨドリバナ2倍...
キボシマルウンカ
カメムシ目 マルウンカ科 体長 5~6mm コウチュウのテントウムシによく似ていますがセミ・カメムシの仲間で、テントウムシが苦い汁を出すことからテントウムシに似ることにより身を守っていると考えられています。 ウンカの仲間なので、危険を感じると飛び跳ねて逃げます。...
ヤノネグサ
ナデシコ目 タデ科 水田のあぜ、休耕田、用水路などの水辺の湿地に生える一年草で、高さは20~50cmになります。 日本の北海道~九州と、朝鮮半島、中国、台湾、フィリピン、タイ、インド(東部)に分布します。 花は、8月~10月に咲きます。...
チョウジタデ
フトモモ目 アカバナ科 水田、用水路、湿地に生える一年草で、高さは30~~70cmになります。 花は8月~10月に咲き、花弁は4枚のものと5枚のものがあります。 晩秋には、葉も果実も真っ赤になります。 日本の北海道~沖縄と、朝鮮半島、中国、台湾、ベトナム、インド、ロシア(ウ...
ミズトンボ
キジカクシ目 ラン科 日当たりのよい湿地に生える多年草で、高さは40~70cmになります。 日本の北海道(西南部)~九州と、中国(東北部~東南部)に分布します。 花は、8月~9月に咲きます。 自生地の開発、自生地の遷移、園芸目的による採取などにより減少しつつあるといわれてい...
サデクサ
ナデシコ目 タデ科 河川敷や攪乱を受ける湿地などに生える一年草で、高さは0.3~1mになります。 花は、7月~10月に咲きます。 日本の北海道~九州と、アジア東部に分布します。 植物学者の牧野富太郎は、名前の由来として「サデ」は「さすること」で、トゲのある茎で人体をさすると...