ヒゲナガカメムシ(ヒゲナガカメムシ科)
体長 8mm程度 イネ科やカヤツリグサ科の植物の穂で汁を吸います。 成虫は、4月~10月に見られます。 (写真)2017.9.24 加東市野村
ヒメマダラナガカメムシ(マダラナガカメムシ科)
体長 8~9mm 主に海岸部に生息していますが、内陸部の草地でも見られます。 ハマヒルガオ、ヒルガオの汁を吸います。 前羽の斑紋は個体により変化に富んでいます。 成虫は4月~11月に見られ、成虫で越冬します。 (写真)2016.9.17 小野市黍田町...
ヒメジュウジナガカメムシ(マダラナガカメムシ科)
体長 8~9mm 河原や農地周辺で見られます。 キョウチクトウ科のつる植物、ガガイモ、カモメヅルの汁を吸います。 成虫は3月~11月に見られます。 (写真)2014.10.26 加古川市尾上町
ヒメタイコウチ(タイコウチ科)
体長 18~22mm 湿地や浅い農業用水路などで見られますが、生息地は限られています。 兵庫県南東部、伊勢湾周辺(愛知県・三重県・岐阜県)、香川県で生息が確認されています。 過去に生息していた場所が開発、農地整備、ため池の改修などでなくなってゆき、飛ぶことができないた...
ブチヒゲクロカスミカメ(カスミカメムシ科)
体長 7~9mm キク科、イネ科、マメ科の植物の上で見られ、特にイネ、ネズミムギ、ハギに多く見られます。 成虫は、4月~10月に見られます。 (写真)2019.10.10 加東市上久米
メンガタカスミカメ(カスミカメムシ科)
体長 7~8mm ウド、タラノキ、ノリウツギ、ヤマグワ、ネズミモチなどの植物の上で見られ、これらの植物の汁を吸います。 成虫は、7月~10月に見られます。 (写真)2017.10.1 多可町加美区
ナカグロカスミカメ(カスミカメムシ科)
体長 7~9mm 河川敷などの草地に多く、キク科、マメ科、イネ科の植物に付きます。 イネの穂の汁を吸って斑点米の原因となることから、イネの害虫になっています。 成虫は、5月~10月に見られます。 (写真)2018.11.8 小野市黍田町
ウスモンミドリカスミカメ(カスミカメムシ科)
体長 4~6mm 草むらのキク科植物の上で見られ、カスミカメムシの仲間では最も普通に見られます。 キク科植物の汁を吸うことから、菊の害虫になっています。 成虫は、7月~11月に見られます。 (写真)2016.12.3 加西市網引町
アカシマサシガメ(サシガメ科)
体長 12~13mm 草地の地表、落葉や石の下などで見ることができます。 ヤスデや昆虫を捕まえて体液を吸いますが、特にヤスデを好みます。 成虫は4月~10月に見られ、成虫で越冬します。 (写真)2017.9.24 加東市野村
ヤニサシガメ(サシガメ科)
体長 12~16mm 松の木の幹でよく見られ、体の表面が粘着物でおおわれています。 いろんな昆虫やクモを捕まえて体液を吸います。 成虫は5月~10月に見られ、成虫で越冬します。 (写真)2016.6.5 多可町加美区